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春雨庵・・・たくあん和尚流刑の地・・・上山市


後水尾天皇から、僧侶として最高の誉れである紫の衣を許されていた沢庵禅師が

寛永6年(1629年)、紫衣事件(紫の法衣について幕府に抗弁書を提出した事件)で

幕府の怒りを買い、この地に流されました。

 その際、時の上山藩主、土岐頼行は、この沢庵のために草庵を寄進し、禅師は

これを「春雨庵」と名付け、寛永9年間までの3年間を何不自由なく過ごしたというこ

とです。現在の建物は、原型をその遺跡に再建したもので、茶室が併設されています。

 (上山市観光協会発行パンフレットより)

漬物の沢庵(たくあん)を考案したことで知られる沢庵禅師は、剣の達人でもあり

ました。

彼は、「無心の剣法」というものを説きました。

無心とは、何も考えずにぼんやりしていることではありません。

「ひとつのことにとらわれない」という意味です。

花も少しはありますが茶室・庭などの雰囲気を楽しんで下さい

春雨庵-07へはR458から上山駅へ方面に入って、300メーター位のところに小さい

案内板が出てます・・・見落としますと信号まで行ってしまいます。

駐車場は庵の前に5台分くらいあります。トイレあり

左手の待合から中を通り抜けると茶庭と茶室があります。

金100円也喜捨下さい

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春 雨 庵
春雨庵全景
     試食用の沢庵漬け
茶亭と茶庭・・・今でも茶会が催されております 庭の花が咲く頃訪れてみたい

春雨庵訪問記


紫衣事件は決してお昼の何とか事件ファイルNO・・・なんて云うのではありません

もちろんつい最近の事件でもありません
はるか昔といっても1629年(寛永6年)の頃お話です
別に歴史を紐解くつもりはありませんが、案外ご存じない

春雨庵は上山市にあり温泉で有名です

沢庵禅師より沢庵和尚のほうが知られていると思います
紫衣事件に抗議し上山に流された京都・大徳寺のお坊様です

当時の城主土岐頼行が庵を建てて住まわせ、それがいたく気に入り「春雨庵」と命名して配流の身を慰められた。
そのとき大根の漬物の作り方を教えたので沢庵漬けとなったという話があります。
「復元された春雨庵」があり沢庵の尊像と茶亭(望岳軒・聴雨亭)及び
茶庭が配されており、茶席が時々あるようですし、遠方からこの茶亭と茶庭を拝見に来られる茶人がおられるようです。
その道の人たちには有名なんですね!!

茶の世界に無知な桂舟もなかなかの建物と庭に感心して帰ってきたと次第です。

お庭にあった試食用の沢庵のしょっぱかったこと・・・(>_<)
作り方も書いてありましたが、当時の沢庵は今と違って一年間食べる保存食だったのでかなり塩辛く作っていたようです

今度行くときは・・・炊き立てのご飯もって行こう・・・ (^^♪
皆さんもどうぞご飯を持ってお出かけ下さい
ひとかけらで軽く二膳はいけますよ・・・
カメにしっかり刻んだ沢庵が入ってました
けっして空のタッパーなんかもって行かないでね!!
尚、いつも有るとは限りませんので念のため

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