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銀山温泉 おじん二人旅日記


8月9日・・・山形駅出発--蝋燭庵--山寺--尾花沢経由--上の畑焼--銀山温泉
あかし庵入り口にあったユリ
東京の物好きオジンと出羽の国のオジンが二人銀山温泉にお昼ごろでかけました。

まずは腹ごしらいと、お蕎麦屋へご案内

仙台との県境にある笹谷峠の麓にある、あかし庵(閉店)
おそばやですが、絵ろうそくも作っている変な取り合わせのお店です

店内の座敷に入ると、窓の向いてテーブルが一列に並んでおりお客が外の景色を見ながらお蕎麦を食べるようになってます
何〜でかな・・・

おそばはやや細めの食べやすいおそばです、ニシンと一寸した煮物がついたものを食べました。ニシンをおかずつったいビールがあればもう言う事なし、おそばも程よくさらっといただきました。

お店の出入口に鬼百合が数輪咲いておりました。

オジン二人腹を満たしいざ山寺へ・・・・

山寺全景芭蕉と連れのおじさん

芭蕉が訪問し、蝉の句を詠んだことにより有名ですが、最近では観光客も少くなくなっいるようです

ますは山寺立石寺全体を見渡せるポイントへ、ここに行くのには
駐車場前に立っている、引き込みのおばさんを振り切って風雅の国へ上っていくことが必要です。

上に大きなPがあるのですが、初めての人はただの大きなPがあることを知らないので、有料Pのおばさんたちの餌食になってしまいます

・・・決してただのPがあるなんて言うわけありませんから、一寸歩くことになりますがただですから仕方ありません!!

ゆっくり山寺の全景と風雅の国・芭蕉記念館等を見てから、根本中堂(本堂)へ行っても遅くはありません。ゆっくりみやげ物店でも冷やかしながらお参りしましょう。

われわれ二人も全景を眺め風雅の国の売店を覗き、山寺全体を見下ろしてから、本堂へ行きましたが、そこは地元の顔いつものお蕎麦屋に車を置いてもらって参拝しました。

戻ってつったい麦茶をご馳走になり山寺を後にしました。

でもこの暑いのに相変わらず力こんにゃくと称して、熱々の串に刺した玉こんにゃくは売ってました・・・食べている人ぜんぜん見かけませんでした・・・売れ残って煮詰まってしよっぱくなったこんにゃくはどうなるのでしようか、晩のおかずかな、つままらんことを心配してました。

それでは天童経由銀山温泉へ・・・
上の畑焼・・・銀山温泉に近づくと、焼きものの工房があります

ここの焼き物の絵柄は桜の花びらをいろいろアレンジしたものが中心です。上薬は銀山の坑道の中から取ってきたものを使用しているとか
さび付いたような仕上がりになってます

窯元の手前に「だんごや」というお蕎麦屋があります
以前にお蕎麦を食べたとき店内に張り紙が
当店では団子は売っておりません御蕎麦だけですと

そのそばから入ってきたお客がお〜い団子は何があるんだべときたもんだ・・・張り紙の効果なし・・・看板の効果おそるべし

だんごやの看板を見ただけで入ってきて、団子の注文をしてはいけないお店です。あくまでも生蕎麦やです

団子はお蕎麦屋の看板のあるところで注文・・・なんてことはありません!!

そしてまもなく今晩のお泊り銀山温泉「滝見館」に到着です

銀山坑道跡白銀の滝
温泉街温泉街夜景
銀山温泉今宵の宿瀧見館に到着・・・この旅館は温泉街の滝が見える高台に

旧館は本当に名前のとおり、瀧を見ながらお風呂に入れる
旅館でしたが、今のお風呂からは覗き込む感じで
滝が一寸見えるだけになりましたが、回りが開け山々が見渡せます

銀山温泉は川を挟んで両側に旅館が立ち並んでいる関係と
両側とも山が迫っている関係で、見晴らしのよう風呂が
ある旅館は少なく、屋上とか高いところにあるお風呂から出ないと
外の景色が見渡せないようです。

着いてすぐお風呂と言うのが定番の行動でしょうが、客人と
早速この暑い中お出かけしました。

昔の銀鉱の坑道跡が見られるのです、途中瀧ありせせらぎありの
散歩コースです、坑道跡から噴出す冷気が暑さを忘れさせてくれました
立看板は「暑さ知らず」でした・・・冬はどうなるのでしょうか
寒さ知らずなんてことはありませんね

坑道跡の内部は霊気ならぬ冷気が一杯の本当に暑さ知らず状態です

一風呂浴びて、つったいビールを開けて再会を祝して乾杯!!

夕食は和食会席膳でした、まあ見た目もきれい食べても良しの
組み合わせでしたが、特に特徴はありませんでした

途中で戴いたお蕎麦がなかなかいけましたので、お変わりしました
腰の強い食べごたいのある蕎麦です

山菜を工夫して盛り合わせにして、土地柄を出してはおりました

8時過ぎ、マイクロバスで夜の温泉街に案内するとのことで
最後の混ぜご飯と汁を食べずに出てしまい・・・少し心残り
酒は生ビールをジョッキで、そして出羽桜吟醸酒を戴き
二人もほろ酔い気分で温泉街へ

30分ほど散策したり写真を撮ったりして戻り、残りの酒を
のんで、夜の露天風呂に入って、おやすみなさい出した

朝食は大広間で部屋ごとのお膳でしっかり戴き9時過ぎに
宿を後にしました。

8月10日・・・銀山温泉-徳良湖-芭蕉歴史記念館-茅葺民家-あらき蕎麦-天童舞鶴山公園-山形駅
朝食でびっくり!!
夕食は部屋食でしたが、朝食は大広間で部屋ごとのお膳で食事
すでにわれわれの隣のお膳には、カップルが着席して食事中
なんと・・・目が点に・・・
彼女の座り方です・・・お膳の前に立てひざで座りお食事
想像してみてください、どんな形になるか
立てたひざの前にお膳があるわけですからおかずにしても
とにかくとりづらいはず、そしてひざの上に茶碗と箸を持った手を
乗せるようにしてました。

今の若い人は・・・年寄りが言う決まり文句ですが
いったいこの娘はどんな生活をしているのだろうかと
きちんと正座しないまでも、お膳またはテーブルの前に座ることが出来ないのでしょうね・・・親の躾もさることながらもくもくと食事している彼氏も何も言わずで
こんな娘が親になったら、子供はもしかしてお膳の前に立って食事なんてことに・・・なりかねない

でもそれがどうしたの・・・と言うのが今の若い人かな
もっとも後ん十年もしたら、旅館でお膳で食事なんていうのは
もう消滅しているかも

昭和のはじめはこんな生活、そして平成16年ころはこんな生活なんて
回顧舘に並んでいるのがお膳だったりして

それとももしかしてあの娘は足が曲がらない病気だったのかな
それだったら大変失礼しましたですが
泊まって歩き回っていてそんなことはないでしょうね

もちろん箸の持ち方も尋常ではありません、今風の持ち方です

何でこうなるの・・・です

箸の持ち方、鉛筆の持ち方、おじぎ、挨拶が出来ない
学校のせいではありません・・・親がきちんとしつけをしていないのです

ついでに・・・もえちゃん現象・・・あの話し方の女の子が増えてます
どう云う訳か男の子はいないようです

顎が弱っているのか、べろがあまっているのか、きちんと発声できないのか、かわい子ぶってあんな話し方をしているうちになってしまったのか全く持って不思議なしゃべり方です・・・周りでは不思議とも変とも思っていないのかな・・・もしかして変なのはこのおじんかな・・・

もっと歯ごたいたいのある硬いものをしっかり噛んで食べていれば
もしかして、もえチャンしゃべりは無いのかも・・・今の子供の食はやわらかいものばかり、噛む回数が激減・・・脳の発達にも影響しているとか、硬いするめを食べさせろとは云いませんが、歯ごたいのあるものをしっかり噛んで食べる習慣も必要でしょうね

ハンバーグ・カレーライス・スパゲティが悪いとは云いませんが週一回くらいは歯ごたいのあるものをどうぞ

いまだに自分の歯が全部そろってま〜す・・・一寸脱線してしまいました!!
徳良湖の渡り鳥

帰り道、尾花沢市の徳良湖へここは花笠踊り発祥の地です
オートキャンプも出来、春は桜から秋の紅葉、冬は白鳥が飛来し年中楽しめるリゾート地です。最近温泉施設もオープンし初日に3000人もの人が押しかけたとか


尾花沢には美味しい蕎麦どころが何軒もありおそばも楽しめます
そして芭蕉清風歴史記念があります。芭蕉が鈴木清風を尋ね10泊しております。


そして五十沢(いさざわ)へここは茅葺民家がす数多く残っておりますが
住んでいる人の高齢化が進み保存について検討もされているようですが
今回行ったら前に写真を撮らせてもらったおばあちゃんが施設に入ってしまい空き家となっておりました。

屋根の葺き替え職人さんも少なくなってきており維持することはきわめて困難なようです・・・せめて写真に記録として一枚でも多くと思って
とってきました

お昼は蕎麦街道の有名店「あらきそば」へ12時前につき何とかそう待たずに席に着き待つこと数分
出てきました・・・板そばスタイルで、かなの太目のおそばが

ニョロリといった良いのかノタリといったらよいのか、圧倒的ボリューム感です・・・ここお蕎麦は良く噛んで食べましょう

でもあんまりがんばりすぎると、最後のころは顎がくたびれてきますのでほどほどに・・・しっかり打ってあり腰が強く噛むと蕎麦本来の味と香りがいたします・・・あくまでも田舎そばです

おかずはしっかり味噌で煮付けたニシンです・・・真っ黒な塊で出てきます・・初めての人はこれでびっくり・・・そしてそばでびっくり

入り口で順番札と人数しか聞きませんなにせ、板そばだけですから
後はおかずのニシンを頼むかたのまないかです。

決してお〜いメニューなんていっていけません、周りからおっ新人さん
なんて顔で見られますよ
天童・舞鶴山公園

そして最後観光は天童温泉にある舞鶴山公園です
ここは桜の季節人間将棋で有名です、今の季節は大きな将棋盤と、王将のモニュメントが
見られるだけですが、小高い山ですので天童の温泉街が見渡せます
秋の紅葉もなかなか良いです

道の駅でお土産を買い求め、オジン二人旅は無事終わりました